お誕生会と七夕飾り
梅雨入りして、雨予報の森の日。
今年は、梅雨入りしたというのに、晴れて暑い日が続きますね。
今日もピカピカに晴れて暑い日。
街中で丸一日外遊びするのは暑すぎて無理だけれど、森の中の木陰は、時折気持ちの良い風が吹いたりして、気持ちよくすごせるから不思議。
今日は、六歳になった小人さんの、ちょっと特別なお誕生会。
来年から小学生になるので、森での最後の誕生会。そして、シュタイナー教育では、7年周期で人の成長を捉えていくので、その節目の六歳の誕生日。
暑い今日は、木陰の芝の上でお祝いです。
6歳のお誕生会は小人さんたちが生まれる前、このお家に生まれてきたときのお話をしてもらいます。
初めて森の誕生会を見た時はその可愛らしさにびっくりしたものです。そして、この6歳の誕生会に初めて参加した時も神聖な感じに感激し
、わが子をわが家に迎えた日の事を思い出しつついもじーんとしてしまいます。
お誕生日おめでとう。
そして、七夕も近いので、七夕飾り作り。
折り染めも。
折り染めは、和紙を折りたたみ、容器に入れた三原色の絵の具をつけて広げるというもの。
どうやって作ったのか、無心の子供達の作品はいつも美しい。
小さな丸太に、木にぶら下げた吊り輪。
そんなもので、永遠に遊んでいられる
七夕飾りは、博物館の中に展示してもらいました。
今日は、炭焼き小屋には行かずに、博物館前の芝生でのんびりの日。
靴を脱いで芝の上を走り回る小人さんもちらほら。
とても気持ちよさそうで、楽しそうでしたが、終了間際、1人の小人さんの足にマダニがついているのを発見。
ここ最近話題のマダニ。
蚊が血を吸うのとは違って、一回つくと数日から長いと10日間も血を吸い続けどんどん大きく膨れ上がるというマダニ。そして、無理にとると吸い口の頭部だけ皮膚の中に残り取り除けなくなったり、感染の危険もあったり。
マダニの予防には、長袖長ズボン、サンダルではない肌を覆う靴の着用。肌を出来るだけ露出しないことが大切と言われています。
ただ、危険を小人さんに全て理解し守ってもらうのは難しいし、がんじがらめにしばりつけるのもなんだか。そして、マダニを恐れすぎるあまり、森自体を敬遠してしまうのもまた寂しい。
そういう危険があること、予防する方法など知識をみんなでシェアしながら持ち、適切に用心しながらも、恐れすぎることなく楽しい時間は楽しくすごし。もしもの時に、早く発見し、適切に対処出来る方法の知識も持っていくことが大切なのかなーと、私個人としては思いました。
この日の小人さんは、活動終了後、病院へ行って、マダニを取り除いてもらったそうです。
(Hくん、Aちゃんかあさん)