枝豆収穫とミカエル祭
秋分の日を迎えて、より秋の深まりを感じるようになりました。
今週の森のこども園では、「ミカエル祭」というシュタイナーで大切にされているお祭りを取り入れて活動しました。
悪魔の使いであるドラゴンを退治した大天使ミカエルを祝うミカエル祭。
日没が早まり日の長さが逆転するこの時期に、自分の心の中の闇に立ち向かうという意味が込められているようです。
こびとさんたち、正義と勇気を象徴する赤色のものを身につけて、森に集まりました。
今日は雨ふり。
だけどカッパを着れば、雨なんて、なんのその。
「そよ風広場」目指して秋の雨さんぽ。
秋への季節の移ろいを、身体で実感するこどもたち。
一足歩くごとに、見つけたね。
クモの巣、かまきり、かえる。
イガに入った小さな栗、きのこ、どんぐり。
森の中に、ともしびのように現れるきのこ。
鮮やかな色と不思議な形に、みんなが引き寄せられます。
きのこ図鑑を見ながら、名前を覚えたね。
ミカエル祭にちなんだ、りんごのおやつでほっと一息。
今日はいつもより森の中を大回りするお散歩道。
さあ、次は田んぼ目指して枝豆の収穫だ!
田植えの時に畦に植えてもらっていた枝豆。
暑い夏を乗り越え、たくさん実をつけていました。
採れたての枝豆。
囲炉裏のお鍋で茹でて、塩ふって。
出来立てを食べると、格別のおいしさ!
ごちそうさまでした。
たくさん遊んだあと、最後は中国に伝わる龍の昔話の絵本を読みました。子どもが龍を退治するお話を、小さな子もじっと聞き入ってくれましたね。
雨の中、秋の実りや収穫の喜びを感じられた一日。
次の木曜日、森はどんな姿を見せてくれるかな。
FちゃんSちゃん母さん

