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6月のてしごと部は、ちまきづくりをやりました。

端午の節句に食べるもの、というイメージですが、若くて瑞々しい笹が伸びてくる6月は、ちまきづくりにいい季節。今回作るのは、新潟県のちまき。南魚沼出身の、森のかあさんの、そのまたかあさんが、先生です。


ちまきの材料は、チマキザサの葉っぱと、スゲの紐、もち米です。

大量の笹の葉っぱを、先生が山から取ってきて、干しておいてくれました。スゲも山に生えているものを利用します。

生の新鮮な笹を取ってきてちまきを作ることもできますが、取っておける時に干して、少しずつためて保存しておくと、作りたい時にいつでも使えて便利なのです。


干した笹の葉っぱとスゲは、沸騰したお湯で戻します。ぱあっと笹の香りが部屋中に広がり、鮮やかな緑色に戻ります。


大きめの葉っぱをくるくるっと巻いて、一晩浸水させたお米を詰めていきます。

先生は簡単そうにやるけれど、どこをどうくるくるやるのか???手が慣れるまで少し時間がかかります。


お米を詰めたら、今度は小さめの葉っぱで蓋をします。


そして、ここが一番難しいところ!!スゲの紐で、蓋をした笹の周りをくるくると結びます。最初は戸惑っていたけれど、さすが、てしごと好きなかあさんたち。すぐに習得して、次々にちまきができていきます。

こびとさんも紐を結ぶお手伝い。


ちまきは水からお鍋に入れて、沸騰したら45分ほど茹でて、完成。


湯気がでてほかほかのちまき。美味しそう!


甘くしたきな粉をたっぷりつけて、さっそくいただきます。



すぐに食べるより、しばらく置いて冷めてから食べた方が、もちもちして、笹の香りがうつって美味しくなるんですよ。

我が家は、次の日のお弁当も、ちまきでした。口の周りをきな粉だらけにして頬張る娘の姿を見ると、また作ってあげたくなるかあさんでした。