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少し前の話ですが、3月のことを振り返って書きますね。

巣立ちの会を目前に控えた春の日。
今年の冬は雪が多かったけど、この日はポカポカ、春の予感がする日でした。

森の園舎では、すみれの花も顔を出しましたよ。


園庭で遊ぶこびとさんたち。前の週までは雪あそびだったと思うんだけど、もう駆けまわれます。
残雪に足跡をつけたり、三輪車のわだちをつけたり


冬仕様の黒板を、みんなで春模様に書き換えます。
3月で森を巣立った子もいるなあ。ずいぶん昔のことのように感じるなあ。
元気に学校に行っているかしら。


お日様があったかいので、お外でお誕生会。
すみっこに、まだ少しだけ雪。でも命が芽吹く季節。
すくすく育っていくね。おめでとう。


このあとは、ポカポカ陽気のお外で絵本タイムだったんですが。
こだわりの強いうちの息子、「お外は嫌だ」と泣いて大暴れ。
訳を聞くと、「今日は僕のとってもおすすめな絵本を持ってきたから、じっくりお部屋で紹介したい」と。
でも、せっかくみんなが外で集合しているし、どうにか外でやらなければ…
息子を無視して始めてしまおうか?みんなが困るからと叱ろうか?

困り果てていると、仲間が一言
「じゃあ、みんなで中に入ろう!」
みんながさっとお部屋に入ってくれて、無事にじっくり絵本を読めました。

これ、とても嬉しかったんです。
息子の気持ちを大事にしてくれて、ありがとう。
懐の深い仲間たちに感謝。

それから1か月たった4月のある日、お友達が
「あの時の絵本がとっても面白かったから、図書館で同じ作者の作品をたくさん借りたよ」
なんて言ってくれて。

本当に仲間に恵まれたなあ。
色々反省しながら、親子どもども育ててもらっています。いつもありがとう。

        IくんMちゃんかあさん