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先週の大雪に引き続き、今週も連日雪の予報。

夜中や朝方に積雪があると、ねいの里の除雪の問題で、車が駐車場までの坂を登ることができなく、ねいの里の活動が出来ません。

今週も、連日の雪予報で無理かなとの予想で、せんだんのの活動に。
けれど、思ったより降らなくて、これならねいの里でもよかったかも。
自然相手の私たちの活動、予想が難しい。


とはいえ、雪のあとのいい天気。
気持ちのよい雪遊びが出来そうです。


まずは、おやつにおぜんざいを。


昨年一年間育てた餅米で、年末に餅つきしたお餅を焼いて。


それと、母さんが小豆から炊いて作ってきてくれたおぜんざい。

あったまります。



年始の恒例行事。
書き初めを。




筆が一本しかなく、足りないかな。などと話していたら、いろんな素材で筆を自作して来てくれた母さんが。


大人も子供も、思い思いの文字を。
心ゆくまで。



松葉の筆。
異素材の筆が人気でした


2歳の娘。
躊躇いなく、一気に書き上げていました。
へびかな。


ひと段落したら雪遊び。


雪玉を作ったり、そりをしたり。


そんなにたくさんの雪ではなかったけれど、午前も午後も。


山の雪がなくなりそうになるまで、そりも楽しみつくしました。


この冬、雪がたっぷり積もって、雪遊びできる日はあるのかな。






私は、3人の子育て中の母さんです。

上の2人の子たちとも森の時間を過ごし、彼らは、森を巣立ち小学生になりました。
今、末の娘と、森の時間をゆっくりと楽しんでいます。

そして、わが家は、次の春、遠くへ引っ越し予定なので、今年が森ですごす最後の年です。



この一年、一つ一つの季節が過ぎる時。

3人の子どもらと、何度も繰り返し見てきたこの風景も、今年で最後なのだな。と、少し寂しく思いつつも、より色濃く味わってきました。




毎週のように足を運んでも、先週と同じ姿はなく

咲いている花が変わり

春の山菜も移り変わり

木苺が実り、そしてしぼみ

落ちているどんぐりが移り変わり

夏が過ぎるとクワガタがいなくなり


季節は、留まることなく、少しずつ、変化し続けていることを、感じさせてくれました。


今年は特に
 

森のようちえんの大切にしていること

いつもの森で
いつもの時間に
いつもの仲間と
いつものように


すごすことで



1日のリズムを
季節のリズムを
一年のリズムを

強く感じたように思います。




毎週いるからわかること。




私自身、親元でもない土地で
多忙な夫がいての子育ての日々で
過酷極まりない訳なのですが
こんなに楽しく子育ての時間を持てているのは
森のようちえんに出会ったから
というのが大きいように思います


そうでなかったら
今頃どんなふうにしていたのか
想像もつかない
と思うほどです。


ふんわり素敵なことばかりではなくて
えいっと
ヘンテコなこともやってしまう
ヘンテコな母さんもたくさんいて
それも含めて
とても心地いい時間でした。



この豊かな森が
いつまでも続き
そして
この森の時間も
いつまでも続いていくといいなあ。
そんなふうに、願います。


Aちゃん 母さん