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12月から始まった森の母さんたちの為の手しごと部。

食部門の第1回目は、ワラ納豆作りに挑戦しました。



藁は、秋にねいの里で森のお友達と刈り取ったもち米の藁。もちろん無農薬です。



まず、納豆を入れる藁苞(わらづと)を作ります。

藁は、葉っぱや汚れた部分を取り除いて、きれいな茎の部分だけにします。


この作業に意外と手間取りました????


藁をひと握りほど束ねて、半分のところを凧糸で結んで、折り返していったら、藁苞の出来上がり。


藁苞を作っている間に、大豆を蒸します。

大豆は、自然栽培のスズマル(小粒)。指で潰れるくらいのかたさになったら、藁苞に入れます。藁からはみ出るくらい、たっぷり入れました。


最後に熱湯をかけて殺菌消毒をしたら、ビニール袋に入れてお持ち帰りです。



あとは、藁に住み着いている納豆菌にがんばってもらって、発酵させます。

納豆菌に働いてもらうためには、40℃の温度に保つ必要があります。


こたつに入れたり、お湯のペットボトルを入れた発泡スチロールに入れたり、母さんたちは、保温をがんばりましたよ。

そうしたら、3日目頃から白い膜が張って、糸が引いてきました!

そうして、6日目、いよいよ食べたら、ちゃんと納豆になってる!!感激です。納豆菌、ありがとう!


他の母さんたちからは、成功の声、またやりたいの声、いまいちうまく行っていなくて試行錯誤の声。。。どれもが楽しいワラ納豆作りでした。

                 (手しごと部食部門 部長)