12月お誕生会とゴッドアイ
今週の森は、雨のぱらつく寒い日。
毎日毎日、雨で寒くて、こうやって冬が訪れるのかと思います。
そして、今日は2歳になったお友達のお誕生会
こないだ生まれたと思っていたのに、もう2歳になったんだね。
森の母さん達、みんなで生まれた時から見守ってきた彼女は、ろうそく2本。
ふーふーとお口でするんだけど、なかなか消えなくて、最後はお兄ちゃんとお母さんとみんなでふーっとロウソクの火を消す姿がとってもかわいかった。
おめでとう。
雨の今日は、博物館中でゆっくり手仕事を。
森で拾ってきた枝で、ゴッドアイをつくりました。
インディアンのお守りであり、シュタイナーの手仕事として定番のゴッドアイ。
インディアンのお母さん、子どもが生まれると子どもにお守りとしてゴッドアイを作ってあげるそうです。
また、ゴッドアイの4本の木は大地、火、空気、水を表し、中心の目は未知の物を理解する力を持っていると言われています。
天気の様子を見て、合間にお散歩できたら、お散歩で集めてきた草木でスワッグでも作れたらなんて計画していたけれど、お天気の様子と、小人さんの気持ちがうまく噛み合わず。
今日は一日屋内の日。
今日は特に小さい人が多く、ハイハイしたり、走ったり、ここでものびのび楽しく遊んでいました。
帰りは、雨の切れ間で、のんびり森を感じながら駐車場までゆっくりお散歩。
これから雨や雪の多い季節がやってきます。
森に来るようになって、私が深く心を動かされたものの一つに、雨の日のお散歩があります。
家で過ごしていたら、雨の日にあえて散歩に行こうなんて思わないけれど、レインウェアに身を包み、森を歩くと、晴れの人はまた違った姿でとても気持ちがいいのです。それに、森の木が守ってくれて、思っていたほど濡れなくて
気持ちよくお散歩が出来るのです。
雨の日はどうするんですか?
と聞かれて、雨の日は、カッパを着て雨の日のお散歩を楽しみます。なんて、けろっと言ってしまえる森のかあさんたちが好きです。
今日は、お散歩前に建物に入ってしまい、一度建物に入ると、靴を脱いでしまったり、レインウェアを脱いでしまったり、小さい人は外にまた出るのが少し難しかった様子。
ものすごく寒い日に、小さい人、お腹の大きい人が無理することなく、でも、お外も楽しめたらいいなー。今日は、少し残念と思ったのです。
炭焼き小屋が使えなくなったこの冬、炭焼き小屋があったときは、小屋に出たり入ったりが簡単だったけれど、博物館と外と、薪ストーブと。
その過ごし方と距離感と。
森を感じながら、うまく付き合っていけたらいいなーと思います。
来週からは、雪模様の森になるのかな。
(HくんAちゃんかあさん)