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梅雨入りし、雨の恵みをいっぱいに受けている森。
この日は、明け方にも雨が降り、しっとりと湿った空気の中スタート。

今日の森は、森の生き物をじっくり観察してみよう。

わが家の小人さんたちもやる気満々の装備で到着。


博物館の裏の池で、カエルが産卵中との情報があり、お散歩開始前にみんなで、そーっと様子を見させてもらいました。


毎年モリアオガエルが産卵するというこの池

雨上がりの湿度の高いこの日の気候が、産卵にちょうどよかったよう。


木の上の白い泡の塊が、モリアオガエルの卵
黄色っぽく変色しているのは、少し前に産卵されたもの


今まさに産卵している姿も見ることができました。
真ん中でメスが産卵して、まわりをオスが取り囲んでいる姿。


モリアオガエルは、このように水辺の上、木の葉などに、卵を産みつけ、卵はこの泡の中でかえり、おたまじゃくしになって、ぽとんと水に落ちて泳ぎ出すのだとか。


そのあとは

博物館で蛇を見せてもらい、ドキドキと触らせてもらったり


ウシガエルの大きなオタマジャクシ!


女の子たちは、シロツメクサの冠作り


虫を捕まえながら、ゆっくりお散歩したあとは、炭焼き小屋で、火おこし。


大きな木にしっかり火を移すため、あーでもないこーでもないと、男の子たちが試行錯誤していました。
普段なかなか出来ない、火遊びの経験。
わがやの小人さんたちも、はじめてマッチに火をつける経験をしました。


さきほどお散歩で、トカゲの一種、カナヘビを捕まえてきた小人さんのお姉さんたち。
このカナヘビ、森のようちえんではよく見かける存在で、子供でも捕まえやすく、捕まえた後も大人しくて、とても可愛い存在。

朝の博物館のお兄さんが、カナヘビを連れてきたら、蛇に食べさせるところを見せてあげるよ。と話していたから、このカナヘビはあとから博物館に連れて行くつもり。と話していました。

生き物を捕まえる、実際に触れてみる。
この森の時間をすごす小人さんたちは、それだけでなく、この森の時間の中で、命が繋がっていくことを、頭ではなく、体験として得ているのだなーなんて思いました。


雨が降ってきたので、炭焼き小屋の中で、絵本の時間。


雨の日の、しっとりとした森にも、その気候ならではの楽しみがありました。


夏休みに入るので、日曜森はしばらくおやすみ。
また秋の森で。