4月にちよう森のこども園《薪割り》
朝10時にねいの里博物館前に集合。軽く自己紹介をした後に、おやつタイム。
今日はいつも炭焼き小屋で使用する薪を作ります。
使うのは、ねいの里で伐採された樹木。職員さんたちが伐倒、玉切りをされたものです。
伐倒された直後というのは、いわゆる生木といって水分が多く含まれ、
燃焼効率が非常に悪いです。
薪を炎にくべたときに、切り口から水が泡状に出るのを見たことはありませんか?
この水分を抜くためには、薪は必ず割って、2年ほど寝かせる必要があります。
まずはねいの里にある薪割り機を使ってどんどん割っていきます。
今日は電動の薪割り機、斧のように急に飛んでくることがないので
大人と一緒ならこびとさん達でも薪割りが出来ます。
今日割った薪につける年号の看板を作ってもらいます。
炭焼き小屋まで散策したのち、焚火でお湯をわかしながら
別ルートで運んでいただいた薪を薪棚に収めてゆきます。
せっかくなので、玉切り体験も。
親子で押さえて、のこぎりをせっせと動かします。
せっかくなので、玉切り体験も。
親子で押さえて、のこぎりをせっせと動かします。
この炎のおかげで私たちは普段、少し肌寒くなっても森の活動を楽しむことができます。
森のスープや、お湯を沸かしてコーヒー、焼きマシュマロ、棒巻きパン、ソーセージ、お餅、
挙げればきりがありません。
日々の小さな育児ストレスや悩みも、仲間に聞いてもらってお焚き上げ。
森の活動の心臓のような存在です。
未来の親子たちがこの薪を使う日も、穏やかな一日でありますように。
(HちゃんNちゃんかあさん)