囲炉裏の日 災害飯
年が明けて初めての森です。
炭焼き小屋がなくなり早一年。
森の活動の中で、火をどこでどうやって使っていくか、どう付き合っていくか悩んだ一年でしたが、この冬より、まめでっぽうさんの囲炉裏をご厚意で使わせてもらえることになりました。
今年の冬は暖かい火を囲んでの活動が出来そうです。
今日がその初回。
今年は、新年早々、大きな地震を経験しました。
いざという時の前の平常時に、災害時の備蓄しているご飯を子供と試食してみよう。ということで、今日の昼食は、囲炉裏の火を使い、いつもの味噌汁に加えて、それぞれ災害飯を持参してみることにしました。
さて、囲炉裏に火をつけていきます。
焚き付け、薪を小人さんたちに運んでセッティングしてもらい、マッチを擦って火をつける作業も小人さんたちと共に。
炭焼き小屋の時は、大人が全てしてしまうことが多かった記憶があります。
まめでっぽうさんの囲炉裏を使わせてもらうにあたり、挨拶に行った時のこと。
たまたま囲炉裏に火をつけるタイミングでの訪問だっのですが、大人は全くといっていいほど、手も口も出さず、見守るだけ。子供達が必要なものを運んでセッティングし、火をつけるのも子供達主導でしている姿を見て、いいなーと、私たちの活動にも取り入れてみることにしました。
大きい子はマッチを擦ったり。
それがまだ出来ない子も、細く切った牛乳パックの先に火をつけてもらい、それを自分で囲炉裏の中にポイと入れる。
もう火がついても、やりたい子たち全員順番に経験していきます。
まだ火が怖かったり、投げ入れるのが上手くできなかったりするけれど、だんだん慣れていけるといいなー。
お味噌汁。
持ち寄った野菜、持ち寄った各家庭のお味噌。
今日のおやつ。
先日の餅つきで残った餅とり粉のクッキー
雪の日は、囲炉裏のそばで雪遊びになるのだろうけれど、天気もいいので森まで散歩
ウィンナーに、ちくわ、先日の餅つきでついたお餅をのし餅にしたもの。
思い思いに好きなものを焼いて行く。何を焼いても楽しい。
ウィンナーの焼き方が喜びに溢れている。
焼き芋に、焼きリンゴ
災害飯は、これは美味しいけどこれはイマイチとか。案外時間がかかるとか。
わいわいしながら、それぞれの経験をシェアして、こんなもの備蓄してたらいいんだろうなー。とこれからのことを一緒に考えるヒントになる時間となりました。
アイラップ炊飯なんかもしてみました。
結構簡単に美味しく食べるものだなー。
火があるだけで、あたたかく、人が集まって来る時間。
これから雪の季節が楽しみです。
Hくん、Aちゃん母さん