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お彼岸が過ぎ、彼岸花が眩しい季節。


先週中止になり、待ちに待った稲刈りの日。

今日のおやつは、スイートポテト。
小さく丸めた、優しいお味のさつまいも。

秋らしい色の季節のしつらえと。
駐車場から朝の集まりの場所までの間に見つけたものたち。


お米を育てる事。
田植えや、稲刈り。
私たちだけでは出来ない事、元職員の砂田さんがお手伝いしてくださっています。
こうやって、たくさんの人に支えられての、美味しいお米、私たちの活動なのだと感謝。


ここ数日の雨でちょっとぬかるんだ田んぼに入っての稲刈り。

田植えの時もそうだったけれど、どろどろの泥の中に入るのは、小さい人はおっかなびっくりだったりします。

母さんと一緒にどんどん入って稲刈りする少し大きな小人さん


そろーりとちょっとだけ足を入れてみる子


一回入ってみたけれどやっぱり怖くて外から、お仕事をする母さんをじーっと見守る子


森のようちえんのいいところは、稲刈りの日だから、みんなで一緒に稲を刈りましょう!!ではないところだなと思います。

稲を刈らなくても、刈った稲をしばったり、


それを運んだり。


なんなら、田んぼに入らないし、稲にも触らない小人さんも。稲刈りという日に、田んぼの周りで遊んでいるだけで、小人さんたちは、稲刈りという日を感じて経験しているんだろうな。なんて思います。

田んぼとも、稲とも、付き合い方はみなそれぞれ。
ただ、みんなそれぞれの遊びを見つけて、とても楽しそうにすごしていました。

わが家の小人さんたちは
というと。

下の子は私の背中に背負われてすやすや。


兄さんは、3年目にして今回初めてきちんと田んぼに入ったのかもしれません。ちょこっと稲刈りをしたあとは、そーっと軍手を泥に浸したり、そーっと鎌を泥に入れて、泥の感触を楽しんでいました。
軍手に染み込んでくる、泥の感触は特別な気持ちよさがあるのだろうなー。


ぬかるみに足を取られて、お尻から泥にぼちゃんしてしまった小人さんの母さん。「着替えはいくらでもあるから大丈夫!」と。
いつもそうだけれど、こんな日も汚れを気にせず、思い切り泥の中で遊べる子供たちの幸せなことよ。

泥が入り込んだあと、洗って干した長靴が、気持ち良く並んでいました。


お昼ご飯の後は、トンボやバッタを捕まえて。




干してある稲の周りで絵本の時間。


はさ掛けした稲の光景の気持ち良いこと!



帰る前、干してある稲から、米粒を一粒とって、籾殻を手で剥いて、みんなで齧ってみました。まだ水分が多いのか、ほろほろと柔らかく、そしてお米の甘い香りがしました。
これから天日に干されて、硬く私たちの知るお米になっていくのですね。


天日干しが終わったら、次は脱穀です。

       (HくんAちゃんかあさん)