2月 食のてしごと部 『みそとみりん作り』
降る雪が雨に変わる「雨水」に入っても、まだまだ雪が降り積もる2月22日、てしごと部でみそ、みりんづくりを行いました!
こども園の親子7組、一般から2組の親子が参加。
コロナが再び拡大しつつある中、感染対策に気をつけながらの開催です。
今回は、大豆の味噌、おから味噌、みりんの3種類を作るよくばり企画。
米麹は、富山市の新村こうじみそ商店、
おからと豆乳は、高岡市の坊ちゃん豆腐、
みりんには、小正醸造の玄米焼酎と、
富山県産有機もち米、
と、材料にもこだわりました!
大豆の味噌は、あらかじめ茹でてきた大豆を、豆ミンサーで潰して、米麹と塩と一緒にまぜまぜ、こねこね。こびとさんたちも母さんと一緒にがんばって、まぜまぜ、こねこね。
8キロほどを仕込んだので、この作業が思いのほか大変で、時間がかかりました。
おから味噌は、とっても簡単!
米麹と塩をポリ袋でまぜまぜして、そこにおからと豆乳をこねたものを入れて、よ〜く混ぜるだけ!
母さんもこどもを見守りながらポリ袋でまぜまぜ。
1ヶ月ほど寝かせたら、食べられるそうです。かくいう企画した私も、今回が作るのは初めて。味噌汁にしたら、まろやかで美味しいと聞いているので、楽しみ♪
みりんは、まず、もち米をせいろで蒸しました。蒸し上がったもち米のあら熱をとって、焼酎と米麹を混ぜて、容器に入れておしまい!
これも混ぜるだけで仕込みはとっても簡単!半年ほど発酵させます。
それから、みりんはお酒なので、本来は無許可でお酒を醸造してはいけません!塩を入れて、そのままでは飲めないようにしておきます。
みそもみりんも、あとは雑菌やカビには気をつけてあげて、米麹の力で時間をかけて美味しい調味料になるのを待つだけです。
なんだか、子育てと一緒ですね。
親は、環境を整えてあげて、子どもが本来の力を発揮できるのを見守るだけって。
そして、やっぱり森の仲間たちと一緒に作業するのは最高に楽しい!
コロナが一日も早く収束して、たくさんの母さんとこびとさんたちと一緒に、いろんな食のてしごとができる日が早く来ますように。