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今月のてしごと部は、外部から講師をお願いし、糸つむぎの会を行いました。

講師は、sentokoの桑名聖子さん。
自ら育てた綿花を紡ぎ、機織りで布を織り、布ナプキンを製作、販売されている方です。

糸紡ぎというと、糸が出来ていくその瞬間、その作業しかイメージ出来ていなかったのだけれど

まずは
こうやって綿がなった綿花
これは、せんだんののガーデンになったもの


そこから綿を取り出し


綿の中の種やゴミを一つずつ丁寧に取り除き

一つの部屋に7.8個くらい?けっこう種が入っていて、取り除くだけでもなかなかの作業


ブラシでとかして毛並みを揃え


紡いでいきます


作業をしながら、綿花がどうやって育つのか、世界の綿花の生産の話、オーガニックコットンの話をしていただきました。
こんなに身近なのに、知らなかったコットンの面白い話。

スピンドルというコマのようなものをクルクル回して、そこに出来た糸のヨリの力を使って糸がするするっと出来てくる。

説明を聞いても、どうしてこのふわふわの綿が糸になっていくのか理解出来なくて、実際やってみたら出来るんだけど、でも自分の手元からこの作業で糸が紡がれていくのが、不思議な時間でした。


いつかテレビの映像かかアニメで目にしたとこがある糸紡ぎは、機械を使って、どんどん糸がのびていくというもの。

この手作業の糸紡ぎは、手がつりそうになりながら、ゆっくりゆっくり糸がつむがれていく。


少し予定時間をオーバーして、私が一人でつむげた糸はこれっぽっち。

スピンドルはお土産としていただいて帰ったので、家でもまた作業が出来ます。
もう少し長くなったら何か編もうか。

草木で染めてみようか。

羊毛で作った飾りを吊るす糸にしようか。

夢はふくらみつつ、まだ続きは出来ていません。

ここのところ、はじめての事を色々してみたので、また日常に戻り。
いつもの家の手仕事を持ち寄って、それぞれ好きな手仕事をする時間にするのもいいね。なんて話が出ています。

そんな今月のてしごと部でした。