7月てしごと部 かごを編んでみよう
しばらく前の話ですが。
7月のてしごと部。
山からとってきた、野生の蔓を使って、カゴを編んでみました。
私自身とてしごとの話を。
子供が産まれるまで、もともと外遊びが好きで、山に登ったり、雪山を滑ったり、景色のいい気持ちのいい場所へ出向いたりしていました。
なので、子育てを始めて、森のようちえんと出会い、もともと好きだった場所へ、子供と一緒に楽しめる方法を教えてもらえた。そんな風に感じていました。
てしごとは、子供が生まれてから、新たに出会ったもの。
子供がお昼寝している間、夜に寝てしまってから。
1日の煩雑なあれこれから離れて、目の前の作業だけに集中して黙々と取り組む時間は、頭の中がすっきりとし、とても気持ちのいい、心を整える時間。
さらに、作業することで、何かが出来上がっていくのも嬉しかったりして。
てしごと部では、月に一度、得意なリーダーさんに教えてもらいながらの時もあるし、誰もしたことのないものは、みんなで本などを見つつ、あーでもないこーでもないと言いながら、手と口を動かしながら作業をする時間。
手と口を動かしながらの作業というのも、とても気持ちのいいもの。
ひとりでは、やってみたいけれど思い切れなかったあれやこれ、みんなでやってみると、案外簡単で、短い時間で、とても可愛いものが作れたりもして。
普段は、こびとさんと森の時間を楽しむ母さんたちも、こびとさんと離れて、自分だけのてしごとに集中する時間。
もちろん、もっと小さいこびとさんをたちと一緒に参加して、やすみやすみ、こびとさんとの時間を楽しみながら参加する人もいて、それぞれ好きな形で。
さて、今回のかご。
誰もやったことのない作業。
事前に山に蔓を取りに行ってくれたメンバーがいて。どうもありがとう。
作業の数日前に、大きな容器に水を張ってそれに浸し、柔らかくしておきます。
当日は、それを適当な長さに切り分け
本を見ながら編んでいきます
単純なようでなかなか難しい。
この日の作業はここで時間切れ。
家に帰ってから続きをしようかなという人と、このまま形を整えて飾りにしようかなという人も。
つるの太さや長さ、選び方、編み方、少しわかったから、次回があったら、もっと上手くできるかもね。なんていいながら。
鍋敷きにしてもかわいいだろうなー。
リーダーさんの作ったもの。
素朴でかわいい。
私は帰宅後にカゴに編んでみましたが、蔓の長さが足りなく、タコ糸で縛って補強しながら、なんとなくそれらしき形になりました。
また次回があるかはわからないけれど、自分1人では絶対できなかった面白い時間。
そういえば、森のようちえんのお当番のカゴも、蔓を編んだものですね。